資格は目的を間違えては取れない

前回、宅建を独学で取るために必要なことを解説しました。

そして、勉強するときの目的を間違えてはダメ。

目的を間違えると時間を大きくムダにしてしまいます。


・理解しよう

・実際にはどんな取引をしているのか調べよう

・これは実際はどんな感じなのか調べよう


これらは全てムダです。


じゃあ、本題であり本質を言います。


資格を取るために必要なのは点数です。

具体的に何をしているのかを理解しなくてもいい。


これを間違えてしまうと、資格試験に出ないことを一生懸命頑張ってしまう。

そんなバカなって思うでしょ。

理解しようとか、実際のことを深めてより具体的に理解しよう。

これをやってしまっている人、9割はいます。


資格試験は覚えてあとはテクニックで点数を重ねる。

ただ、これだけなんです。

理解したいなら、資格を取った後に存分にやればいい。

おおよそ、ほとんどの人はそんなことしないです。


点数を取るための勉強がしたくないから。

実際はどうなんだろうって調べたくなる。


仕事でも同じで、やらないといけないことをやるのは辛い。

やらないといけないことが山積みの時に掃除したい。

普段やらないのに、妙にやりたくなる。


それと同じだと思ってください。

やるべきことが目の前にあると、どうしてもそれを避けたい。

休む理由を探すのも同じです。


理解したいと思ってスマホを手に取った時。

それはサボりたいの合図です。

気持ちはごっついわかります。


でも、やった気になるだけで資格取得に近づいたわけじゃない。

これが危険なんです。

調べていると勉強した気持ちにはなれる。

達成感もそこそこある。

でも、実は進んでいない。


目的を間違えているのに。

妙な達成感を味わえてしまうのでムダなことをやりたくなる。


資格の勉強だけじゃないです。

目的と何をしないといけないのかをはっきり理解していないと。

目標を達成するための努力ができないんですよ。


わかっていても余計なことはしたくなる。


この言葉で片付けられてしまう。

人間だもの。


どうやって自制するのか。

それは、目的をしっかり理解すること。

点数を取るための努力をしたのか?

それとも、自己満足の時間を過ごしたのかを分析するしかないです。

石黒良祐オフィシャルサイト~世界一人生を楽しむ男~

楽しそうにしゃべる、楽しそうに問題に取り組む。ミスター自画自賛。 宅建の講師を5年。日経新聞から情報を取る方法セミナー講師。パソコン触ったことがない人を対象のパソコン講師。動画制作セミナーとして活躍中。 現在は、10名の働く女性に説明したら12名が素敵と答えた内科クリニックプロジェクトに携わっている。