冷める質問と興奮する質問

起業してから7年もやっていると。

創業したいとか。

こういうことをやりたいとか。

何かを始める系の相談を受けることが多い。

売り上げが莫大にあるわけでもなく、一人でやっている会社なのに。

それでも月に一人は相談に来る。


その相談の中で、冷める質問と興奮する質問がある。

冷める質問をされると、ふんふんと聞いているがだんだん腹が立って来る。


冷める質問とは

・儲けたいのですがどうやればいいですか?

・損を出したくないので集客してもらえませんか?


うるせぇってなりません?

責任をこちらに渡そうとするわけです。

この質問に答えた後にあるもの。

「儲けれるって言ったじゃないですか。」です。

もちろん、話を聞きます。

初回30分は無料なので、黙ってますが。

事業計画書を書いてみては?など宿題を出して終わりです。

なぜなら二度と来ることはないです。

こういう方は売上出しますよってところに行って大金を出す可能性がありますね。


これに対して興奮する質問とは

質問を受けると興奮するもの。

・Facebookってどうやって始めたらいいんでしょう?

・事業計画を立てたのですが、これでいいですか?

・ウェブサイトを作りたいのですが、どうやってやればいいですか?


自分でやることが前提なんです。

これなら、こうやってやって。

注意点はこういうところだよとアドバイスできる。

きっかけをくれって言ってるだけで頑張るのはお客さんです。

これが質問としては楽しいわけです。


それならこっちの方がいいよと言えるわけです。

やって見せる。

これが相談者からしてもベストなんです。

相手の言いなりにならなくてすむ。

ウェブサイトでもそうですが、何も知らないで作ってもらうと。

そのあとで、何かしたいって思ってもその度にお金を取られる。

もしくは、管理料を取られて延々お金を払い続ける。


経営としては最悪の固定費が増えてしまうわけです。

ある程度自分でやってから業者に依頼すれば、それだけ依存度も下がる。


相談をするときは、自分でやる方法を聞く。

これこそが将来のためですし、相談を受ける側としても応援したくなるのです。

石黒良祐オフィシャルサイト~世界一人生を楽しむ男~

楽しそうにしゃべる、楽しそうに問題に取り組む。ミスター自画自賛。 宅建の講師を5年。日経新聞から情報を取る方法セミナー講師。パソコン触ったことがない人を対象のパソコン講師。動画制作セミナーとして活躍中。 現在は、10名の働く女性に説明したら12名が素敵と答えた内科クリニックプロジェクトに携わっている。